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循環式ツーノズルブラスト工法とは

循環式ツーノズルブラスト工法

世界最小連続式タンクを採用し、機械を止めることなく安定した研削材の投射が可能です。1台で2人同時作業で1台で広範囲をカバー。

循環式ツーノズルブラスト工法の特長

安定した研削材の投射が可能

一般のブラストタンクでは、加圧式の為、一旦機械を止めてエアーを抜く作業が必要でしたが、ツーノズルハンドブラストマシンは構造が3部屋に分かれており、上室にバケットバルブを使用する事でエアーの密閉が容易になり、上室のバケットバルブが左右交互に動き加圧状態を保つため、連続運転が可能になりました。

研削材吐出方法は、スクリュー方式を使用することにより、粉粒体の送り出しも他社工法と違いエアー圧変動の影響を受けることなく、タッチパネルで任意設定した量を安定して供給が出来きます。

  1. ① 無粉塵
  2. ② 研削材を循環して投射( 材料の節約・産廃量の低減 )
  3. ③ 1台で2人同時作業
  4. ④ 安定連続供給で作業効率UP
  5. ⑤ 1台で広範囲をカバー(投射量をタッチパネルで簡単設定)

循環式ツーノズルブラストの用途

  • 鉄製橋脚・構造物の塗膜撤去、サビ取りなどのリニューアル工事等
  • 道路・鉄道コンクリート橋橋の耐震補強や床版・トンネル等の剥落防止工事
  • 家屋除染における土間・コンクリート・アスファルト除染

循環式ツーノズルブラストのシステム

分離装置 吸引ホースから研削材・ダストなどを回収して、分離装置で研掃材がブラストタンクに入り、ダストなどは右隣のフィルターユニットを通じてダストユニットに蓄積されます。ツーノズルハンドブラストマシンでは、風選/重力選別を行うようになっております。
ブラストタンク 分離装置でダストを分離した研削材を連続して再投射できる供給装置。研削材の嚙み込みによるエアー漏れを防止し、モーターによりブラスト材を定量供給する画期的な構造になっています。タンクひとつでノズル2本の作業をすることができます。
フィルターユニット カートリッジ式のフィルターが2本取り付けられており、フィルターの交換は、カードリッジごと取替えるので簡単で無駄な手間はかかりません。
ダストユニット フィルターでキャッチしたダストが自動払い落としによりユニット内に蓄積されます。
コントロールパネル内部 ここでは主に研削材の供給量の調整などブラストタンクの制御設定をタッチパネル方式で行えます。また、ブラストタンク内の作動状況が表示されますので機械の作動状況の把握が容易に行えます。

循環式ツーノズルブラストの概要

  • ・循環式ツーノズルブラスト
  • ・ブラストノズル、ブラストホース
  • ・空気圧縮機 75馬力(吐出量 7~7.5m) 吐出圧力0.7MPa
  • ・発電機(定格容量50-60Hz) 45KVA
  • ・産業廃棄物の発生量を削減する
  • ・素地調整の品質 ISO規格2 1/2、表面粗さ80㎛ Rz JIS以下
  • ・金属系研削材(スチールグリッド)を循環再利用する
  • ・吸収回収した研削材と塗料カスを分離する
  • ・金属系研削材(スチールグリッド)の固結を防止する
  • ・フィルターユニット内にバグフィルターを装着している為、浄化空気を放出する

循環式ツーノズルブラストの主要データ(標準)

外形寸法 2100㎜×1500㎜×2100㎜(L×W×H)
重量 1750㎏
モーター出力 7.5kw×2台
ブラストタンク 定量装置付き
使用空気圧力 0.3MPa~0.9MPa(1MPa未満)
セパレート/ストレージタンク スチールメディア投入量500㎏
サクションホース 75A×20m+50A×20m=全長40m×2セット
ブラストタンクホース 25A×20m+25A×20m=全長40m×2セット
エアーホース
  • 40A×15m(1本)
  • エアブロー/ブラスト ON/OFF 2個
ユーティリティー 電源(発電機)45KV(200V) コンプレッサー75ps(ドライエアー)以上

循環式ツーノズルブラスト工法の流れ

研削材・塗膜片の流れ図

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