表面含浸とは
施工が簡易でコストが低く,無色透明で維持管理性に優れる特長を有していることから,コンクリート構造物の予防保全対策や経年劣化に対する補修工法として広く適用されています。
表面含浸の特長
施工しやすい防水処理
コンクリート表面に塗布することにより表層部に含浸し,表層部を疎水性に改質することで高い撥水性を発揮します。水の浸透を抑制する層が疎水性を有しており、コンクリート本来の性質である吸水性を大幅に低下させます。そのため,水が移動媒体となる塩化物イオン等の劣化因子のしゃ断性にも優れます。ローラーやエアスプレーで簡易に塗布することができます。塗布後は無色透明になり,美観を損ねることはありません。
表面含浸の流れ
1 | 下地処理工 |
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2 | 表面含浸材塗布工 |